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盛岡在住32歳。なんとなく毎日の出来事を綴っていけたらなーとか思ってる割に、書くことと言えばFXのことばかり。あと、趣味の姓名判断からピンチに強い画数の名前に変えてみました。名字は加藤ですけど。毎度のことですね。
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 芝居の稽古中、ほぼ毎日盛劇に娘を連れて行っていたので、今も娘は保育園の帰りになると『盛劇に行きたい』と言うことがある。
 けど、子どもなりに察しているのだろうか?私が連れて行かないのではなく、私自身が盛劇に行く理由がないことを感じているのか、芝居後はパタッとダダをこねなくなった。
 人一倍頑固で、強情な面があるなと思う一方で、こういう時の直観的な物分かりの良さには舌を巻く。
 こういった面は、自分の子どもに限らず、子どもが子どもとして生きていく上での処世術なのかもしれない。

 ところで、劇団に所属していない私にとって、もう一度舞台に立つことを現在想像するのは難しい。
 でも、不完全燃焼感がどうしても拭い切れないまま二週間弱経過した。
 その間私は、毎日何かしらの本を読んだり、一曲歌詞をつけてみたり、一本の脚本を書いてみたりした。
 たぶん、いまだに気分がハイなんだと思う。
 
 脚本は月曜日の朝に出来上がった。
 本当は決めていたプロットやアイディアがあったのだが、およそその通りには行かないものとなった。
 しかし、せめて一本は書いてみたいと思っていたことが、意外とすんなりいったのは予想外だった。
 おそらく、舞台の使い方を自分なりに毎日考えていたことが結構役に立っているのだと思った。
 正直、これまでにも何度か挑戦したことはあった。
 けど、最後まで行けたためしが無かったので、そういう意味では内容はともかくとしても(いや本当に)、長年出来ずにいたことの一つが叶ったという思いはした。
 そして改めて感じるのは、様々な作品を生み続ける作家がどれだけ偉大かってこと。
 そして、その中でも確かに評価を受け続ける人がいるっていうこと。
 そう考えてしまうと、一本出来ただけで喜んでいる自分がなんともちっぽけに見えてきたよ。

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 なんとか5648-085の舞台が終わりました。
 正直、本番前まではある程度の自信はありました。
 ちょっと声が出ないというトラブルはありましたが、それ以外は体調もよく、あとは本番を迎えるだけという気持は出来ていました。
 でも、やはり本番は別物でした。
 序盤にセリフが若干こんがらがってからは、あとはフワフワ浮いているような感覚で、観ている側の人たちにとっては、演技にも言葉にも多分魂が感じられなかったのではないでしょうか?
 一緒にやってきた仲間たちや、応援してくれた方々、そして、何よりも観に来て頂いたお客様に、今は申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 じゃあ、お前は本当はどのくらいのレベルなんだ?という考え方もありますが、全ては結果です。
 だから、悔しい、というのが実際でしょうか。
 
 しかしながら、この公演を通じて得たものはとても大きかったと思います。
 多くの素晴らしい出会いもありましたし、もう一度、自分自身を見つめ直す上でも非常にいい期間となりました。
 試行錯誤を繰り返す毎日でしたが、役者の立ち位置についての考察や、セリフへの意味の込め方、身体操作など、可能であるならば今後も試してみたいこともたくさんありました。
 特に別役実の本に書いてあったことが今回だいぶ助けになったので、ある程度計算を舞台上に込めることの重要性については、まだまだ検討の余地ありと感じました。
 
 ま、でも、やれて良かったです!
 離れていてだいぶ気持が曖昧になっていましたが、俺、やっぱ演劇好きですわ。

 本当にありがとうございました。
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